3月21日に株主らから了承された計画によると、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、同社の株価が上がった場合だけ支払いを受ける―しかし、株価が上がれば500億ドル(5兆2000億円)以上の利益を得るという。
テスラの広報担当者は、株主が投票で今後10年間の株価・業績連動型報酬に関する提案を承認したと認めた。報酬は「完全に、時価総額や、テスラを世界で最も価値ある企業の1つにする上で節目となる業績を達成するか次第」である。
マスク氏が最高額を得るには、テスラの株価が現在の水準よりも約6000億ドル(63兆円)上の6500億ドル(68兆円)に上がらなければならない。