ロサンゼルス・エンゼルスの二刀流の選手・大谷翔平は4月1日、見事な登板デビューをした。オークランド・アスレチックスとの遠征試合で6回を3得点に抑え、7対4で勝利した。
この23歳の日本人ルーキー(大谷のこと)は、オークランド・コロシアムで6奪三振1四球、2回に3安打を許し、最後のヒットはマット・チャップマンの3ランホームランだった。
「個人的に、いいスタートを切れたと思う」と、大谷は報道陣に通訳を通じて語った。「チームは最初の遠征では3勝1敗だったので、今回の結果はとてもうれしい」。
この右利きの投手(大谷のこと)は、92球を投げて対戦した最後の15人中14人をアウトにし、速球の最高速度は160キロだった。
「メジャーリーグの打者は球を打つ」と、エンゼルスのマイク・ソーシア監督は報道陣に述べた。「2回に3打者中1人失点したことを除けば、これ以上ないいいピッチングだった」。
「5回と6回はよく踏ん張った。90以上の投球を通じて実力を見せた。
「予想はしていたが、期待通りでよかった。92球投げた後も元気だったので、もっと期待できると確信している」。
12月エンゼルスと契約した大谷は、3月29日のシーズン開幕日に指名打者でスタートし、メジャーリーグデビューを果たした。