過体重あるいは肥満であることは、心臓病のリスクをもたらすと、これとは反対の主張があるにもかかわらず、約30万人のイギリス人成人の研究が3月16日に示唆した。
過体重であることは疾病リスクを高める、ということは一般的に受け入れられているが、最近、一部の研究者が過体重でも死亡率が上がるわけではなく、高齢者については特にそうだと示唆していた。過体重だと病気を免れる可能性もあると示唆している研究も多く、こうした主張は「肥満パラドックス(逆説)」と呼ばれている。
しかし、『ヨーロピアン・ハート・ジャーナル』に掲載された最新の研究は、そうした逆説はないと主張する。