2年以上前に海で紛失したカメラ―台湾のビーチに3月後半に出現した―の持ち主は、東京の大学生と身元が判明した。
カメラに残っていた最後の写真は2015年9月7日に沖縄県石垣島で撮影されたものだった―今年3月27日に発見されたビーチから約250キロ離れている。インターネット上での持ち主探しの後、3月28日に持ち主が見つかった。
台湾北部の宜蘭県の小学校教諭・Park Leeさんは、そのカメラは遠足でビーチの清掃をしていた児童らが発見したと語った。Parkさんは、持ち主探しに協力してくれた人々に感謝した。持ち主は上智大学の3年生だったとLeeさんは述べた。
台湾の事実上の駐日大使であるFrank Hsieh氏も、カメラのメモリーカードにあった写真から日本人と考えられる持ち主を探すのに協力した。
カメラは防水ケースに入っていた。ケースには海洋生物のかたまりが溜まっていたが、カメラは損傷していなかった。
Leeさんは3月27日にフェイスブックに持ち主探しの協力を求める投稿をした。その投稿は1万回以上シェアされた。