スウェーデンは4月1日、航空機による環境への影響を低減させる取り組みとして、国外へ飛行機で出るすべての乗客に追加の費用を加算することとなる航空税を導入した。
「飛行機での旅行の急増を受けて、この税の導入は二酸化炭素排出量を最小限に抑えることを目的としている」と気候に関する省の大臣であり、緑の党の広報担当であるイサベラ・ロウィン氏は、スウェーデンの新聞『ダーゲンス・ニュヘテル』紙に述べた。
スウェーデンの空港を出発する旅客便には、行き先に応じて1人あたり60〜400クローナ(750〜5200円)の費用が追加される。ただし、乗務員など一部の乗員は対象外となる。