アメリカ航空宇宙局(NASA)は、衝撃波による騒音を立てずに音速の壁を越える可能性がある超音速機「X-plane」の開発で、ロッキード・マーチン社と契約を結んだと、4月3日に関係者が発表した。
2億4750万ドル(260億円)の契約では、2021年に最初の飛行実験をする飛行機の設計、製造、試験を許可するものだとNASAは述べた。
実験機は、「時速約1513キロの速度で16764メートルを飛び、音は車のドアが閉まるくらいの音量75デジベル程度で、衝撃波による騒音は立てない」と、アメリカの宇宙機関(NASALのこと)は声明で述べた。