2017年に日本全国で起こった個人情報の損失にかかわるサイバー攻撃は、疑いがあるものと、確認されているものを含めて308万件だったと、共同通信がまとめた集計が示した。
この集計は、昨年82の事業体においてデータ保護セキュリティを侵害されたケースに基づいている。このうち、企業は76社、行政組織は4機関、大学は2校だった。集計は3月31日に発表された。
クレジットカード情報の盗難による被害は、昨年、史上最多となった。こうしたデータは合計の約6分の1にあたる53万件のサイバー攻撃に関連するものだった。