平昌冬季オリンピックの男子フィギュアスケートで2大会連続金メダル獲得を果たした羽生結弦は4月22日、故郷の仙台の通りをパレードし、10万人以上の人々が羽生に声援を送りに集まった。
この23歳のスーパースター(羽生のこと)は、仙台の繁華街の通り1.1キロの範囲をパレードし、平台のトラックの上に設けられた仮設のステージに立った。通りは約10万8000人の熱狂的なファンで埋め尽くされた。
「この金メダルを持ってここに帰ってきて、仙台の皆さんに『ただいま』を言うことができてとてもうれしい」と、羽生はパレード前のセレモニーで語った。このセレモニーで羽生は、宮城県から2度目の栄誉賞を受け取った。
羽生は2014年にも同じ賞を授与されており、その際にはソチオリンピックでの金メダル獲得を祝うイベントに9万2000人ほどが集まった。
羽生は復興を支援するため、宮城県と仙台市にそれぞれ500万円ずつ寄付した。宮城県とその県庁所在地(仙台市のこと)は、2011年の壊滅的な地震と津波で最も大きな被害にあった地域に入る。
4月22日には北海道の幕別町でも約1万8000人が、平昌冬季オリンピックのスピードスケートでどちらもメダルを獲得した高木菜那と姉妹の美帆を祝うためにパレードのルートに並んだ。