アパートのカーテンの背後で、頑強な男性がボクシングのような動きをし、右手と左手でフックやジャブを入れたり、前に飛び出たりして、通りがかりの犯罪者が侵入するのをためらうには十分だ。
このイメージは、単なる投影された影だが、一人暮らしの女性を守り、安心させるのに役立つことを日本のアパート管理会社が期待しているものだ。
まだ試作品の段階だが、「カーテンの男性」はプロジェクターに接続されたスマートフォンを用い、さまざまな活発な活動をしている男性の動きのある影をカーテンに投影する。
顧客は、ボクシング、空手、さらには野球のバットを振っているものなど、たくさんの活動の中から選ぶことができる。
少々バリエーションを出すために、男性は落ち着いて、服を着替えたり、ギターをひいてリラックスしたり、さらにはちょっと掃除機をかけたり、より日常的なことをすることもできる。
このシステムは、レオパレス21が経営するマンションでのセキュリティのために開発されたと、同社の広告部長、中村ケイイチ氏は話した。
一般の人々からの問い合わせをきっかけに、同社はより大きな視点で考え、これを販売することを検討することになった。