1986年、数人の友人同士が巨大な木製の男を作り、サンフランシスコの浜辺で燃やした。彼らはそれをその後毎年行ない、そのイベントは「バーニングマン」となった。この祭りは、ネバダのブラックロックデザートに場所を移し、今では世界中から芸術感覚の鋭い人々を集めている。
最初の木製の男を燃やした友人たちの1人であるラリー・ハーヴィーさんが死去した。70歳だった。サンフランシスコの病院で4月28日に家族に囲まれて息を引き取ったと、バーニングマンプロジェクトのマリアン・グッデルCEOが発表した。
ハーヴィーさんの昔からの友人であるスチュアート・マングラムさんは、バーニングマンのウェブサイトに記事を書いた。マングラムさんは、ハーヴィーさんは死後の世界の存在を信じていなかったと述べたが、マングラムさんは人々にハーヴィーさんの思い出を生き続けさせてほしいと頼んだ。
バーニングマンでは毎回、暑い砂漠の真ん中に一時的なコミュニティーを形成する。最終日の1日前に、巨大な木製の「男」に火が付けられる。次回のバーニングマンは8月26日から9月3日までだ。