科学者たちは、古代人が大型動物を食べるために殺そうと戦った可能性を示す兆候を初めて発見した。
ニューメキシコ州ホワイト・サンド・ナショナル・モニュメントで、科学者らは化石化した足跡を発見した。この足跡は、人類が大型のナマケモノの足跡をたどって歩き、それからナマケモノを攻撃した様子を示している。科学者らは、人類が槍をその動物(ナマケモノのこと)に投げたと考えている。
巨大ナマケモノは1万1000年前ごろまで生息していた。慎重は2メートルを超え、分厚い皮膚をしており、前足に巨大な爪がついていた。巨大ナマケモノはおそらく、立ち上がって爪を振り回し、身を守ろうをしたと思われる。
科学者たちは、この足跡が物語を伝えていると述べる。狩りをした人類の何人かがナマケモノの注意をそらし、そしてそのうちの1人が「致命傷を与えようと挑戦した」と、イギリスのボーンマス大学のマシュー・ベネット教授は述べた。「それは興味深い話であり、全て足跡に書かれている」。