アメリカの音楽シーンに何十年も常に存在してきたギブソンギターのメーカーは、何年も負債に苦しんだ後、破産法の申請を出した。5月1日に出された事前交渉による再建計画では、ギブソン・ブランズは債権者からの融資から1億3500万ドル(14億円)で事業を継続できることとなった。
1894年に創設され、ナシュビルを本拠とするギブソンは、高級ギター市場でトップのシェアを持つ。破産申し立てによると、80ヵ国以上で年間17万台以上のギターを販売し、そのうち40%以上は2000ドル(21万円)以上するエレキギターだという。