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2018年5月25日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
Science & Health

9 out of 10 people globally breathe polluted air (p. 6)

汚染物質、世界人口の9割超の体内に

世界人口の90%以上が高濃度の汚染物質を吸い込んでいると、世界保健機関(WHO)は5月2日に発表した。空気の質の悪さが年間約700万人の死の原因となっているという。国連の保健機関(WHOのこと)から出たばかりのデータは、この問題が貧しい国でさらにひどいことを示した。

「大気汚染は我々全員を危険にさらしているが、最も貧しく、最も社会的に取り残された人々が、負担をまともに受けている」と、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は声明で訴えた。大気汚染に関連のある死の90%以上が、アジアやアフリカの低所得または中所得の国々で発生しているとWHOの研究は明らかにした。

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