ジーナ・ハスペル氏は5月21日、アメリカ中央情報局(CIA) の初の女性長官に就任し、アメリカによる激しい尋問の手口の利用をめぐる議論における自身の役割への批判をかわそうとした。
「我々は過去から学ばなければならないが、過去にとどまることはできない」とハスペル氏は述べた。ハスペル氏の秘密捜査員から長官への昇進は、9.11後にテロ容疑者らを残酷に拘束し、尋問していたプログラムにおける彼女の役割が原因で、問題視されている。
ハスペル氏(61)は、外国語の運用能力を高め、もっと多くのスパイを送り出すことを誓った。