緊急事態になったら、警察に電話をかけることができる。しかし、うるさい隣人や落書きといったもっと小さな問題でも警察に電話をかけることができる。こうした電話は「相談」として知られていて、日本の警察は昨年、過去最高の208万件の相談に対応したと、ある報告書が5月28日に示した。
この数値は2008年から約50%増加したと、この報告書は述べている。増加の要因はおそらく、地域社会のネットワークが少なくなったためだろうと、警察庁の職員は語った。地域社会のネットワークが通常は地域の問題に対処する。
この調査では、隣人や家庭、職場での問題に関する相談が240,956件だったことが示された。こうした問題には騒音の問題も含まれていた。騒音の相談件数は、相談の総件数の11.6%で、2008年から70%増加した。落書きなどの問題に関する相談は、相談の総件数の6.2%だった。