アメリカの連邦地方裁判所は5月24日、サムスンに対し、iPhoneのデザイン機能を模倣したとして、7年前にさかのぼる特許訴訟で、アップルへ5億3300万ドル(584億円)を支払うよう命じた。
今回の賠償金の裁定は、サムスンのデザインは本質的にはiPhoneそのものだったと主張していたアップルのやや勝利となったとようだ。この訴訟は、以前の賠償金4億ドル(44億円)の裁定を再考するようにとの最高裁判所の判決を受けて、地方裁判所へ戻されていた。
陪審は基本的に、アップルの要求10億ドル(1100億円)と、サムスンの主張する2800万ドル(31億円)の間で折り合いをつけた。