シャープは6月11日、日本で猫用のスマートトイレの販売を開始すると発表した。このトイレは、飼い猫の体重や尿のデータを自動的に追跡する。もし、飼い猫に何か問題が見られた場合、スマートフォンのアプリを通じて飼い主に警告する。
シャープの「ペットケアモニター」は、7月30日に発売される。価格は税抜きで24,800円。人工知能とモノのインターネット技術を活用する。シャープ初のペット専用製品となる。
日本のペット市場は急速に成長している。シャープは2020年度までにペット市場で100億円の売上を出したいと考えている。
「ペットは今や家族の一員として考えられており、モノのインターネット技術は、ペット市場ではほとんど活用されていない」と、専務執行役員の長谷川祥典氏は東京での記者会見で述べた。「当社は、事業を拡大し、『スマートな』生活を実現することを目指し、この市場に参入した」。