イタリアのポピュリスト政権は6月12日、シシリー島沖の海域で629人の移民を乗せた救済船を安全に寄港させることを拒否したことに対する批判について、フランスで激しく反発した。
イタリアの軍艦2隻が、SOSメディテラネの運行するアクアリウス号をスペインまで護衛し、乗船している何人かの移民をスペインへ連れて行くため、送り込まれた。
イタリアのジュゼッペ・コンテ首相は、イタリアの移民政策についての「いくつかの国からの偽善的な教え」を非難し、フランスを名指しした。公式データでは、イタリアは2014年から64万人の移民を受け入れていることが示されている。