ダイエット中に、自分の味覚を刺激する食べ物がホウレンソウだったらいいのに、あるいは、チョコレートには全く興味を持たなくて済めばいいのにと願ったことはないだろうか。
神経科学者チームは5月30日、甘い物を不快に感じさせ、苦い物をおいしく感じるように脳を操作する方法を発見したと発表した。
しかし、今のところ、マウスに限られる。
肥満の治療に希望をもたらす研究成果で、アメリカの研究者は、脳内の扁桃体の構造の一部のオンとオフの切り替えをする方法を発見し、実験用マウスにおいて、甘味を嫌いな味に変え、苦味を好きな味に変えたと述べている。